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古文の音読

小の娘が5このところの国語の宿題で、有名な古文のアタマのところだけを音読している。竹取物語、平家物語、徒然草ときて、今日は奥の細道。併せて現代語訳も読む。

狂言をやってもいるし、現代語訳がすこし回りくどいせいもあると思うが、昔の文のほうが言いやすいし好きだと言っている。中でも平家物語は簡単に覚えられる、どうしてだろうというので、それは平家物語が語り物だからだろうと説明した。

やっぱり有名な古文には良い響きがあるし、語り物の力というものは大したものだとおもった。また小学生とはいえ、うちの子どももさすがに日本の文化に生きているのだなと感心した。

私が小学生の時にはこういう授業は無かった。NHKのにほんごであそぼの影響などもあるのだろうか。うらやましいことだ。とはいえ、学校の授業が終わったら触れることが無くなるのでは意味がない。学校を出た子たちが、もっともっと自由に時代を行き来して、豊かな文化に親しめるように、私たちも頑張っていこう。