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百と五十二のスタートライン

ここしばらく不調でしたが、ようやく持ち直してきました。明日の舞台はしっかりできそうです。

このところ体調以上に、気持ちがなかなか上がらないように感じます。

歳のせいといわず、なにか盛り上げようがあれば取り組みたいものですが。


そういえば昨日は誕生日でした。父と同じ誕生日で、私より四回りも上のあちらが、とうとう百歳になりましたので、近年は私の誕生日なんてついでもいいところです。


百歳になって感慨は?と聞いたところ、

「スタートラインだ」

と。

なんのスタートなのかわかりませんが、世阿弥のいうところの初心、百歳の初心でしょうか。

なかなか到達できない境地です。


私もつべこべ言わず、五十二歳の初心で、久しぶりの間狂言を明日勤めたいと思います。