1972年埼玉県生まれ。東京都東村山市在住。
能楽師狂言方和泉流、野村又三郎家の横着者*を自称。
先代野村又三郎信廣に師事。
東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽(狂言)専攻卒。那須語、三番叟、釣狐、花子など、修業の節目となる演目を披演。重要無形文化財総合認定。
公益社団法人能楽協会。一般社団法人日本能楽会。和泉流職分会幹事。
江戸期の狂言台本を調べることが好きで、これまでに、一人狂言『蜂』、内容不明だった野村又三郎家番外曲『空腹』の台本資料を当代野村又三郎師に提供し、復活上演が実現しました。
能のなかで間狂言を狂言方が勤める意義の、実演による追究をライフワークと考えています。
*「横着者」は、狂言の代表的登場人物である太郎冠者が、主人から叱られるときに言われる。≒怠け者
狂言の稽古場を開設しています。和泉流の古い演出を色濃く残す、野村又三郎家の狂言をお稽古してみませんか。
中世絵巻に描かれた人びとの喜怒哀楽を、今に体験するような気持ちになれます。そのほか効能はひとそれぞれ、なにか体感できたらぜひ聞かせてください。先ずは大きな声を出すだけでも気持ちのよいものです。
本来、狂言の稽古では暗記が必要ですが、暗記が大変でしたら、短い「小舞・小謡」、本を見ながら座って台詞を言う「居狂言」(素狂言)などでも。
お気持ち次第で、ゆるゆるコース、バリバリコース、対応致します。
一回の体験も歓迎です。お問い合わせお待ちしています。
野村又三郎一門による本格的な狂言公演
式典やお初釜などでの余興
学校や文化教室などでの鑑賞講座やワークショップ
数万円からご予算に応じた提案をさせていただきます。